早乙女 アルト(さおとめ アルト)
声 - 中村悠一
美星学園高等部航宙科パイロット養成コースに通う少年。2042年7月27日生まれの16歳(作中誕生日を迎え17歳)。小説版やブックレットでの名前の漢字表記は有人。
美少女と見紛うほどの美貌の持ち主だが、それゆえ頻繁に女と間違えられる自分の容姿に、強いコンプレックスを抱いている。
銀河に名を馳せる歌舞伎の名門早乙女一門の跡取りとして生まれ、その亡き母親似の容姿と天賦の演才で名女形としてわずか13歳でファンを持つほどだったが、幼少から抱いていた大空への憧れを捨てられず、父親との大喧嘩の末に勘当されている。それと同時に、中等部まで在籍していた演劇科から航宙科へと途中転科した。学業成績は次席と優秀で、特にパワーグライダー「EX-ギア」を用いたアクロバット飛行を得意としている。
家庭の事情からやや捻くれているが、正義感は強く義理固い性格。反面、その場の状況や感情で物事を判断し行動している節がある。異性関係にも疎く、ランカとシェリルの好意に気付かない。手慰みに、手近な紙で紙飛行機を折っては飛ばす癖がある。
バジュラに襲われたランカを救うために、主を亡くしたVF-25Fに搭乗したことがきっかけで、S.M.S.スカル小隊所属のパイロットとなる。入隊後の階級は准尉(後に少尉、最終的には中尉)で、コールサインは「スカル4」。S.M.S.の解体・新統合軍への編入後は軍の正規軍人として中尉に昇進し、サジタリウス小隊の隊長に就任。コールサインは「サジタリウス1」。バジュラ本星に向かったランカに代わり、再び表舞台に立つことを決めたシェリルの余命が短いことを知り、彼女の最期の瞬間まで見届けることを誓う。
バジュラ本星突入作戦にて、搭乗していたVF-171EXが、グレイスに支配されたブレラにより撃墜されるも機体の爆発前に脱出。その直後に帰還したマクロス・クォーターに搭載されていたかつての愛機VF-25Fを駆り、グレイスの支配下から脱したブレラと共に奮戦、グレイスを打ち倒す。
ライブにて配布されたパンフレットで、アルトは未だにシェリルとランカに対して明確に恋愛感情と呼べるものを抱いていない事が明かされ、3人の恋愛は最終話でようやくスタートラインに立ったと語られた。
ランカ・リー
声 - 中島愛
シェリルに憧れ、歌手を志す女子高生。2043年4月29日生まれの15歳(作中誕生日を迎え16歳)。ゼントラーディの血を引くクォーターで、感情の変化に合わせて頭髪が動くのが特徴。アルファベット表記はRanka Leeであるが最終話での表記はRANKA REEとなっている。
義兄オズマの教育方針により有名なお嬢様学校の聖マリア学園に通いつつ、中華料理店「娘々」(ニャンニャン)でアルバイトをしていた。
11年前にバジュラによって壊滅させられた第117次大規模調査船団の生き残りで、自分以外の全ての肉親を亡くすという悲劇に見舞われている。そのショックによる解離性健忘により当時の記憶を全て失っているが、親しい人間の危機に直面すると記憶がフラッシュバックし、錯乱状態に陥る。事故以前の唯一の記憶が、劇中歌の「アイモ」であったが、段々と症状が和らぎ始め、最終話で全ての記憶を取り戻すことになる。後述のランシェ・メイの娘でありブレラとは実の兄妹。誕生前にV型感染症に胎内感染しており、V型ウイルスが腹部に固着している状態である。そのため、バジュラとある程度の意思疎通を行うことが可能であり、幼生であるあい君をペットとして飼ったり、後述のようにバジュラの戦闘を歌によって鎮圧させたり逆に戦闘を煽ったりする事ができる。
事件以来人前で歌うことを避けていたが、フロンティア船団へのバジュラ襲来をきっかけに知り合ったアルトやシェリルの激励を受けて本格的に歌手を目指し、ミス・マクロスに出場(レオン・三島の妨害工作があり優勝はできず。準ミスであった[6])。やがてエルモ・クリダニクに見出されて芸能プロダクションに入るが、ミス・マクロスの件が厳正な聖マリア学園で問題視され停学処分になり、本格的芸能活動のために美星学園芸能科に編入。映画「BIRD HUMAN -鳥の人-」でサブヒロイン・マオの代役となったことから一躍脚光を浴び、「超時空シンデレラ」の異名をとるアイドル歌手となる。その後ガリア4のゼントラーディ部隊の叛乱を歌によりほぼ無血鎮圧したことや、バジュラに対しても自分の歌が有効であることが示されたことで、「現代のリン・ミンメイ」と称されるようになる。しかし、人類の希望の歌姫として過剰に持ち上げられ、自分の歌が兵器として使われることに対して戸惑いも感じる。
アビランド ケイソ グズア 月の宿 トラム 太鼓判 バロイ ガリウム ジョーカー スーパー プチブ ダムウェ フット チルドレン シーズン ポインセ キッチン メンチ ナラティブ 河童大王 アービト キャリア カララー ダブルシン ガッツ カフス ビジョン デバイ マスゲ シェード ナル 華麗 プロジェト スタート スタンド ハノー リアリ スヌーピ アオザイ フォトメ ビンバ シネコン スローガン ライン センナ ハイマツ アコード フォカマイ スコア ケブキ
バジュラから助けられたことでアルトに好意を抱いているが、上手くそれを伝えられず、また自分の感情を自己確認しきれず、彼とシェリルが親しいことに複雑な思いを抱くようになる。
やがて、自分の記憶を辿るため、またバジュラとの争いを止めるためにアルトに想いを告げてからブレラと共にフロンティアを離脱。あい君に導かれバジュラ母星へ向かう。一時的にグレイスの完全な支配下におかれるもアルトの力で支配下から脱出し、シェリルと共に歌い、バジュラ本星へのフロンティア船団突入を援護する。ラストで、シェリルに歌も恋も負けないと宣言する。
シェリル・ノーム
声 - 遠藤綾 / 歌 - May'n
ギャラクシー船団出身のアイドルシンガー。生年月日は不明(芸能プロフィールでは17歳)。漢字表記は雪露。
その類稀な美貌と美声からギャラクシー・ネットワークにて絶大な人気を博し、「銀河の妖精」と称される。リリースされた楽曲は常に銀河チャートの上位に位置しており、「この銀河に暮らしてシェリルの歌を聞かない日はない」とまで言われる。
フロンティア船団来訪ツアー中に知り合ったランカの夢を後押しし、また、自分を特別扱いせず自然に接してくるアルトには興味と好意を抱くようになり、他の人間の前では決して見せない弱い一面も彼の前では見せるようになる。一方、ランカとアルトが親しいことには複雑な思いを抱く。
ギャラクシー船団においては整形やインプラントが積極的に用いられているが、シェリルはその類の処置を一切受けていないことも売りの一つにしている。
幼い頃に身寄りがなく、ギャラクシーのスラム街で1人でごみ漁りをしながら生きていたところをグレイスに保護された。インプラントを受けていない生身の人間へのV型感染症の影響を調べるための実験台として、グレイスによりV型感染症に感染させられていた。「マクロスゼロ」に登場するマオ・ノーム(Dr.マオ)の孫。
ギャラクシー船団が消息を絶ったためツアー終了後もフロンティアに滞在し、美星学園航宙科パイロットコースに編入。ガリア4慰問ツアーへ出発する頃からV型感染症の症状が進み始め、徐々に体調を崩していく。ランカの台頭や、グレイスの裏切り、自身が近く死に至るということを告知されたことにより、心身ともに打ちひしがれ、アイドルとしての「シェリル」とただの少女としての「シェリル」という自身のアイデンティティに苦悩する。しかし、フロンティアがバジュラによる襲撃を受けた際、人々が絶望しすすり泣くシェルターの中で「絶望の中で歌ってみせる」と自分にとっての歌うことの意味を再確認して歌い始める。
頭部にV型ウィルスが回りV型感染症の末期に達するが、それによる副作用で、ランカほどではないものの、歌からフォールド波を放つことができるようになったため、軍の要請を受け「銀河の妖精」としてフロンティアのために歌うことを決意。フロンティアにて身を削って歌い続ける。ランカの力で彼女と同じく腹部にV型ウィルスが固着、体調は回復する。
ラストでランカの`ライバル発言`に受けて立つと答える。